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イ・ニシヘ

今日から京都に2泊でいってきます。

お目当ては山口晃画伯の新作個展「さて、大山崎展」です。アサヒビールの運営する(なぜかサントリーと間違われることが多いらしい)大山崎山荘で、大山崎をテーマに据えた新作展!
関東では同じラインナップではやらないだろう、ということで観光がてら、いにしえの都へ友人とお出かけです。修学旅行以来だよ、10年以上経ってますなぁ。

いざ上洛。

# by zuiu | 2008-12-18 06:53 | 雑感  

視界微良好

久しぶり過ぎてなにから手をつけて良いやら困惑気味のずいうです、こんにちは。
我が家に箱○さま(XBOX 360)をお迎えしてからパソコンから意識が遠のく遠のく。そこらへんのハマり具合を解説すると、

・ファンタシースターユニバース、体験版のユニバースだけで40時間越え。しかも言語は英語表記のみ。

…もうYOU製品版買っちゃいなよ!
でも製品版だと月額利用料がかかるんだよな…。なにはともあれ、洋ゲー満載、自由度の高いRPGがいっぱい、体験版が気軽に出来る、という利点から箱○さまの信者です。wiiなんて…ノーモアヒーローズ専用機なのに。でもどうぶつの森は欲しい。

あとは箇条書きで。

・相変わらず映画は月2本ペース。最近見たのは「東南角部屋二階の女」「その土曜日、7時58分」
・演劇は月1ペース。最近だと「幸せ最高ありがとうマジで」永作博美!!
・相変わらず打海文三さいこうだー。遺作、「覇者と覇者」の剛力にシビれる。
・これからの予定は、シカオちゃんのライブ、キリンジのライブ、旅行(2泊)。
・今月にあと2本は映画が見たい。
・1月に観劇、野田マップの新作!「パイパー」!火星を舞台にしたがっつり演劇チックな作品らしく、すごい楽しみ。
・2月~3月、「春琴」の再演、主演は深津絵里。と、「ピランデッロのヘンリー四世」。どっちもみたいなぁ…。
・来年度から働く場所、環境の変更は確実。
・髪切りたい>コートが欲しい>靴が欲しい
・体重が…へってる…。
・ディズニーシーで休日を満喫。楽しかった…。寒いからか雨だったからか、空いてたし。いっしょにいった友人Uさん、サンクス。疑似RPGの世界ってのは、本当にその通り!(笑)見てるだけで楽しいよね。

# by zuiu | 2008-12-06 00:45 | 雑感  

無節操な吸収

とりあえず書いてなかった見た物メモ。

映画
『崖の上のポニョ』 
児童文学の世界。不条理であることがが普通というね。これを受け入れられるかどうかで評価が変わりそう。私はわりと好きなんで違和感なかった。世界全体は中川季枝子の「いやいやえん」とか海の魔物は「おしいれのぼうけん」とか、思い出した。ちょっと怖いような不思議なような、それでいて前向きなエネルギーと希望のある、という。ラストが人間世界を肯定していたのが良かったなぁ。

『20世紀少年』
どうにもこうにもダイジェスト。進めるだけで精一杯で、「あのエピソードいるだろ!」というのが抜けているため、盛り上がりがいまいちに感じてしまう。そのエピの積み重ねこそが原作の醍醐味なんだけど。映画であの分量は無理があるよね。

『ダークナイト』
あちこちで感想書かれてるから今さらいらないか。とても良かった。悪と正義、光と闇との補完関係が絶妙です。硬派で大胆でスリリング。こういうの、日本人にはウケるだろうなぁ。

これはつい最近。↓
『トウキョウソナタ』
黒沢清のホームドラマ。どんな風に落とすのかと思っていたけど、締めはそれぞれが救いを得るハッピーエンドだった。前半の、不協和音を奏でる積み重ねにじりじりとさせられ、後半の家族4人(主に3人)が、それぞれ問題の核心に向かう過程には、主人公の夜道の疾走と重なる暴発したようなカタルシスがある。その後、それぞれが疲れ切って帰宅した朝の家の静かさの中で、誰も何も言わない朝食のシーンが、それぞれが問題を受け入れたことを意味するようで、印象に残る。ラスト、音楽によって浄化されるのはちょっとずるい気もするが、それも含めて、これは確かに良い映画だった。

DVDにて。
『ダニー・ザ・ドッグ』
『ロボ☆ロック』

こうして並べてみると、わりとまっとうな感じがするぞ。

ちなみに全然関係ないけど、最近すごく人間として真っ当だ!と思ったのは「趣味が山歩きの画家」です。実際はしらないけど、全き人、という感じがするよ。バランスの意味で。

# by zuiu | 2008-10-18 19:14 | 演劇・映画  

電算遊戯秋の陣

世界最大(らしい)ゲームの祭典、東京ゲームショウ。その一般1日目に推して参ったわけですが、目的がGMT(ゲームショウ会場での夕方からのライブ)だったので2時くらいからオトモダチとぶらぶら。

雰囲気を味わうくらいでいっかなーと思ってましたが(基本アドベンチャーが好きなヌルいゲーマーなので鑑賞できればいいんです。)、いくつか試遊もできたので万々歳です。

『逆転検事』とか『レイトン教授と最後の時間旅行』とか『428』(『街』の制作会社が作ったそうで!)とか、気になるものもいろいろ。360では『ベヨネッタ』という広告だけにしか出ていないアクションが気になった。魔女カコイイ。

完全なる伏兵だったのは『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』!
…副題からしてアレだなぁ…!
しかも絵師は小畑先生。おー…全員(無駄に)格好いいネ!その中で、「あれミサミサじゃね?」「うん、たぶんそうだね」と言い合っていたマリア。今までのシリーズでは全然違う容姿だったようですが、今回は完全なるゴスロリ魔女ッコモード。なぜその格好で必殺技が四聖獣なのか…!(←それが元々らしい)
これはもう試遊に使うしかない!と選んだら、対戦相手の友人に超不評(笑)
操作性はまあまあでしたが、やはりwiiコン振り続けるのは疲れるねぇ。wiiだからって振るのは必須じゃなくてもいいんだよな~。ヌルゲーマーなもので。(こんな腕じゃ『ゴッド・ハンド』は無理だよ~)

逆転検事は、並びすぎてて断念。中は執務室風になってみたいで見たかったな…!レイトン教授は20分待ちで出来ましたが、最初の謎が解けず!(笑)ちょ、前2作クリアまでやってんのに…!?脳鍛えられてねぇ。

そんなこんなであっというまに5時で閉幕。そのあと6時くらいまで待ってGMTの入場に並ぶも、しょこ●んファンの方々に若干圧倒され気味な我ら(笑)まぁ絶対しょ●たんがトリだからねー。

我らがGHMサウンドチームはというと、前座のすぐ次。やっぱりね!予想通りすぎて思わず笑い合う。今回は3曲しかやってくれなくてちょっと物足りなかったけど、編成が過去最大の6人で、高田さん福田さんの他に結城さんも参加してるのが見られたり、福田さんの美声(ゴッドハンドのテーマ)が聞けたり、大きい会場での大音量ノーモアヒーローズ!とかすごく格好良かった!彼らを第一目的にして行った極少数の方がいたらぜひ友達になりましょう(笑)

今年もオタクな秋だったなぁ、と心の中で高い空を見上げつつ清々しい気分でお送り致しました。

# by zuiu | 2008-10-16 00:28 | ゲーム  

舞台と秋

最近見た物シリーズ。舞台の感想は後日。

舞台
『人形の家』 作:イプセン 演出:デヴィッド・ルボー 出演:宮沢りえ/堤真一 他

『The Diver』 作・演出:野田秀樹 出演:キャサリン・ハンター/野田秀樹/グリン・プリチャード/ハリー・ゴストロウ

映画
『アキレスと亀』 監督:北野武 
芸術家残酷物語。面白かったけど恐かった。以下ネタバレあります。
実は北野監督の作品はちゃんと見るの初めてだったりしますが。いままでのより、内容的に私の食指が動くものだったので。

幼年時代には奔放で本当になかなか良い絵だったのが、美大に入り、青年になり、中年になるにつれて、画商や周りの風潮に流され、描く物すべて「どこかで見たことある」というものになってしまう。はっきりとモノマネでしょ?と言われてしまうし。しかし本人は画家を諦めず、それに付き合う奥さん共々、次第に日常からはっきりと遊離してしまう。という大筋。

幼少時代、青年時代、監督本人が演じる中年以降と3つの軸があり、どこかで決定的に狂ったというわけでもなく、淡々と芸術に固執し続けているうちに、いつの間にか狂っている、というのが恐い。両親の死や仲間の死など、彼の周りには死がつきまとい、それがきっかけといえなくもないが、はっきりした何かがあるわけではないので、平気な顔で娘の死も芸術の肥やしにしようとする様がそら恐ろしい。しかもコメディのような、真面目にやっているのかふざけているのかわからない方法なのがまた…。

肉体的な痛みや身体に対する感覚が薄く、他人に対しても自分に対しても世界に対しても(それらは突き詰めれば同一の事ですが)関心が稀薄なようで、芸術家として、たぶんそれが一番大事なのではないかと思う部分が欠けている。だからモノマネにしかならないが、そうし向けたのは世間であり、周りの環境ともいえる。ちょっと絵が上手かっただけの凡人故に(周りの環境や、無責任なアドバイスを昇華させる才能がなかった故に)芸術に狂わされた男の半生として、衝撃的な話でした。

出てくる絵がまた良い感じにうさんくさくて…。あのセンス素晴らしいな。あと樋口加世子の存在が大きい。コメディタッチの後半大部分が、彼女の存在で現実味を増していた感じ。

# by zuiu | 2008-10-12 23:28 | 演劇・映画